2016年5月14日土曜日

SHIMONOSEKI



やっぱりフィルムは良い。これからこの場所でまた、たくさん写真を撮ろうと思う。

KAMATA










このとき、友達の家に1泊だけするはずが結局2泊3日したんだよな。好きな人たちといると大体こうなるな。そして、2人の行ってみたかったところに付いて行ったんだ。今、みんな違うところにいる。けどね、もうすぐ会える。


NAGANO

 











わたしの大好きな男の子たち。新婚旅行、親湯でいんじゃね?と彼と笑い合う。たしかにね、それもいいような気がしてる。




KAMOGAWA



この日は山行って滝と川みて温泉入ってカレーライスを食べて海をみて鯵のなめろう定食を食べたな。親友ともなかなか会えなくなったけれど、その分自分ときちんと向き合う時間が増えた気がするから、心の鍛錬がされてきたような気もして、悪くない。


HIGASHINAKANO







半年前から使っていたフィルムを現像しに行った。徒歩で1時間かけて。はじめは思い出にすがるつもりで歩き始めたのもあるけど、途中からふと、大丈夫になった。過去とともに進みながら、今を生きて、未来を見据えることはできるよね。フィルム、2枚だけ残っていたので、新しい場所の写真を撮った。


2016年5月13日金曜日

覚悟



「あらしのせいでみんなふあんなんだよ。たかいたかい、ぶらんこのうえのわたしたちみたいに、あんぜんじゃないからね。かぜがふけばふきとばされる、かじになればくろこげにもえちゃう」
「あなた、手をにぎっていてくださいな」
 だんなさんはしんぶんをたたんでせすじをのばし、おおきくぶらんこをゆらしておくさんのほうにふった。いちど手をにぎり、はなれていき、またちかづいてにぎり、そうしてはなれた。
「あなた」
とおくさんはさかさになったままいった。
「わたしたちはずっと手をにぎってることはできませんのね」
「ぶらんこのりだからな」
だんなさんはからだをしならせながらいった。
「ずっとゆれているのがうんめいさ。けどどうだい、すこしだけでもこうして」
と手をにぎり、またはなれながら、
「おたがいにいのちがけで手をつなげるのは、ほかでもない、すてきなこととおもうんだよ」
 ひとばんじゅう、ぶらんこはくりかえしいききした。あらしがやんで、どうぶつたちがしずかにねむったあとも、ふたりのぶらんこはまっくらやみのなかでなんども手をにぎりあっていた。


2016年2月22日月曜日

憂、燦々



小さな約束も守れないから 大きなあくびでごまかしていたな
小さな幸せも見つけられないから 大きな目から涙を流してたな

愛しいだけじゃ足りないし 嬉しいだけじゃ不安だし
優しいだけじゃ 意味ないし

連れて行ってあげるから 憂、燦々
離さないでいてくれるなら 何でも叶えてあげるから

これからあたしたち どうなるのかな
今どうでもいいこと考えてたでしょ

憎しみだけじゃキリないし 悲しいだけじゃ不満だし
厳しいだけじゃ 笑みないし

連れて行ってあげるから こっちにおいでよダーリン
離さないでいてくれるなら いつでも許してあげるから

どこにでも どこにでも どこにでも

連れて行ってあげるから
離さないでいてくれるなら

連れて行ってあげるから 憂、燦々
離さないでいてくれるなら 何でも叶えてあげるから